高い音(Es)が出ないときの練習方法は?
高い音(Es)から出せません!のような練習をしたら良いでしょうか?
26/7/18
公開日:
質問ありがとうございます。
高いファ(実音Es)は、クラリネットでも特に難しい音のひとつです。
「なかなか鳴らない…」と感じても自然なことなので、焦らず少しずつ取り組んでいきましょう。
1. おすすめの練習法
下記の譜例のようなロングトーンを練習をおすすめします。
ウォーミングアップの中に取り入れ、シャリモーからアルティッシモまで“はしご”をかけるように練習してみてください。
2. 指使いのコツ(第二レジスター)
最初の課題で解説しますね。
ラからミ:通常のレジスターキーで跳躍です
ミからド♯:左人差し指をほんのわずかにスライドして開けます。
この“左人差し指”は、第二のレジスターのような役割を果たします。
第一が親指レジスターなら、これは補助のレジスターです。
完全に離さず0.5〜1mm程度の隙間を作るのがポイントです。
がばっと開けると音が壊れやすくなります。
3. 息と口の使い方 「高い音だから強く吹かなきゃ!」と息を速くしすぎると逆効果です。 息:ソ♯と同じ吹き方を基準に“的を絞る”
口の形:「yu」
舌の位置:「i」で口腔内を狭く
下唇:圧を変えずにキープ この延長でアルティッシモへ繋げるイメージを持ちましょう。
4. 注意点
▶右小指で補正 → 通常は右小指で音程の補正をしますが、今回の練習ではあえて押さないようにしましょう。押さないと抵抗感が強くなりますが、この抵抗感を感じることが大切です。 ▶下唇で押し上げて音程補正 → 小指を押さないとアルティッシモの音程が下がるのは自然です。無理に修正せず、“抵抗を感じる音”を育てましょう。
5. リード選びも重要
柔らかすぎて腰のないリードは高音は鳴りづらいです。
ロングトーンの練習と同じくらい、リード選びにも力を入れて、良いリードを探してみて下さい。
高いファ以降の音は「コツさえつかめば出る」音です。
今日1回で出なくても、感覚を積み重ねていけば必ず出せるようになります。
安心して、少しずつ挑戦してみてください。
_edited_edited.png)
