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緊張、恐怖心で楽器が思うように吹けません。

はじめまして。 もう30年以上クラリネット を吹いていて、市民楽団で吹奏楽をやっています。 今年のコンクール自由曲に長いどソロがあります。昔はソロを吹く時も他のフレーズを吹くことと同じ感覚で吹けていたのですが、年齢を重ねてきてソロを吹く事への恐怖心みたいなものが芽生えてしまいました。結果、音が震えてしまい、思ったようなソロが吹けません。合奏時にちゃんと吹けるように家で練習する時は、思ったイメージに近い状態で吹く事ができます。最近はイップスのようになってしまい、困っています。何か良い解決方法があれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

26/7/18

​公開日:

はじめまして。

30年以上もクラリネットを続け、市民楽団で活動されているとのこと、素晴らしいですね。

​ご相談の件ですが、まず正直にお伝えすると、私自身はこれまでイップスのような症状を経験したことがないため、「これをやれば絶対に治る」という明確な解決方法はお答えできない、というのが本音です。

もし本当に精神的・神経的なイップスに陥っているのだとしたら、音楽指導の範疇を超えてしまうため、専門の医師や心理学の専門家に診てもらうのが一番の解決策になる場合もあります。


ただ、長年クラリネットを吹いてきた同じ演奏者として、また伝聞ではありますが効果があった事例をお伝えします。


「家で練習する時はイメージに近い状態で吹ける」ということは、そのソロを立派に吹き切る技術が間違いなく備わっているという証拠です。

合奏になると音が震えてしまうのは、恐怖心によって無意識に体のどこかが硬直してしまっているからなのではないでしょうか。


​私の周りにも、あなたと同じようにイップスのような症状に悩んでいた人がいました。

その方がどうやってそれを乗り越えたかというと、「本番中、とにかく息を吸うことだけに集中した」そうです。


​本番で極度に緊張している時は「失敗したらどうしよう」「音が震えないようにしなきゃ」という、自分ではコントロールできない「結果」や「感情」に支配されてしまいます。


その方は、「息を深く吸う」という、今この瞬間に自分でコントロール可能な「具体的な物理的行動」に意識を強制的に置き換えたのだと思います。

結果として恐怖心に入り込む隙がなくなり、演奏できるようになったそうです。


これが全ての人に有効な医学的アプローチかは分かりませんが、「どうしよう」という得体の知れない感情を、誰でもできる具体的な行動に変換して対処した、非常に良い方法だと感じました。


ソロを吹く際、「失敗しないように吹こう」とするのではなく、「〇小節目の前で、お腹の支えを使ってこれくらい息を吸う」「ここの指使いのタイミングだけに集中する」といったように、ご自身なりの「具体的な行動」を見つけて、そこに意識を全集中させてみてはいかがでしょうか。


​それでもどうしても苦しい時は、決してご自身を責めず、心身の専門家に頼ることも選択肢に入れてみてくださいね。応援しています。

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