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どのような息を使えばよいのでしょうか

初めまして!! いつもありがとうございます 息がやはり大事だ、との事ですが、具体的にどのようなのが良いのでしょうか? 深くてあたたかく芯のある音を出したいのですが、ここ数年納得いっておらず、ブレスから改善したいと思っています。 また、普段楽器がなくてもできるブレス練習みたいなのはあるのでしょうか?

26/7/18

​公開日:

ご質問ありがとうございます。

数年納得のいく音が出せずに悩まれているとのことですが、それだけ長い時間、ご自身の音と真剣に向き合ってこられたのだと思います「ブレスから改善したい」と感じていらっしゃるのは、とても良い視点だと感じました。

自分の目指す音で演奏する、その土台になるのが、やはり呼吸です。まず肺そのものには筋肉はありません。つまり、息のコントロールは、肺ではなく、その周りの筋肉―胸郭、背中、わき腹、腹部などの働きによって生まれています。なので、呼吸はどこの筋肉が動いているか、どう支えられているかがとても大切になってきます。


■吸うとき

・胸に手を当てて、胸全体が横や後ろに広がる感覚を意識してみてください。

・もう片方の手をわき腹や背中側に当てて、そこにも空間ができるようなイメージで息を入れてみると、浅くならずに吸いやすくなります。

・「背骨に空気が通る」ような感覚を育てることをおすすめします。

・前後左右に体が広がるイメージです。


■吐くとき

支えを作ってコントロールすることがポイントです。

・「はっ、はっ、はっ」と短く息を切ってみると、おへその少し下あたりが反応するのを感じられると思います。

・実際に吹くときは、いま確認した場所を意識して、息が一気に流れきらないように保ちます。

・歯を閉じて、隙間から「すーーー」と細く速い息を吐く練習がおすすめです。

・このとき、胸やお腹ができるだけ潰れないように意識しながら吐き続けてみてください。

・息がなくなってきても、急に力を抜かず、「まだ吐こうとする」感覚を残すことが大切です。そうすると支えが意識されます。


こうした呼吸の練習を続けることで、良い音で吹くための土台が作られます。

その上で初めて、出したい音のイメージを持ち、マウスピースやリードなどのセッティング、息のスピード、アンブシュアや口腔内の使い方といった要素を、無理なく試行錯誤していけるようになります。


まずは全部を一度にやろうとせず、気になった呼吸の練習をひとつだけ、楽器を吹く前や、楽器がなくてもできる時間に取り入れてみてください。

土台が変わると、音の響きが変わります。焦らず、体に少しずつ覚えさせてみてください。

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