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音
タンギング
アンブシュア
練習方法
楽器 セッティング
その他
A. 音の最後まで響きを残すために、特に意識していることは3つあります。① アンブシュアを最後まで変えないこと。音を止めようとして口の形が変わると、響きも一緒に失われてしまいます。② 喉の状態も最後まで変えないこと。音の終わりで無意識に喉が閉じてしまうと、最後がブツッと切れやすくなります。喉を開いたまま、響きをを最後まで保つ意識で吹いてみてください。③ 音が消えても、息はそのままマウスピースへ入れ続けること。息を止めて音を終わらせるのではなく、音が消えた後も息は流し続けることで、自然な終わり方になります。そして、ブレスについては少しイメージの話になります。それまで作ってきた響きをブレスで途切れさせないことを意識しています。ブレスで一度音は止まりますが、頭の中では響きは途切れずに鳴り続けています。その響きの中から、次のフレーズを吹き始めるようなイメージです。アンブシュアや喉、息といった具体的な部分を整えながら、このイメージを持つことで、ブレスも音楽の流れの一部になっていくと思います。また何かあれば質問をお待ちしてますね。
【響きのある音作り】
しっかり鳴らすことを目標にするのが良いと思います。
しっかりと鳴っていれば、楽器を塞いだ指にビリビリと振動が伝わります。
まず前提として適切なセッティング、マウスピースとリードが整っているか。息がしっかり入る状態かを確認した上で。
ここは賛否あると思いますが、マウスピースとバレルの状態で100%鳴りきっているかチェックするのが良いと思います。
イギリスのクラリネット奏者、ジャック・ブライマーさんの教則ビデオの中で、マウスピースだけで吹いて、鳴り方をチェックしているシーンがありました。
目的なしにマウスピースだけで吹くとかは、意味ないかもしれませんが、鳴らすことを目的としてチェックするのは良いと思います。
頑張って練習してみて下さい。
A. 質問ありがとうございます!
ホールで吹いて、一番後ろの客席まで音を届けられたら素敵ですよね。
遠鳴りする音で吹くためにはこんな練習がおすすめです。
①低音域のロングトーン
遠鳴りする音=美しい音=無理の無い音であるのが大切です。
そのためにまず低音域のロングトーンを徹底的に練習することです。このときに音に芯があるかどうか聴いてみましょう。アンブシュアが柔らかすぎると芯は出来ず、ただ柔らかい音に。堅すぎるても芯が出来ず、響かない音になってしまいます。
よく耳をつかって、響いた音になっているか確認しながらロングトーンをしてみてください。
②美しい低音域の拡張
低音域の音が響いてきたら、これを拡張していきます。方法は2つです。
(1)レジスターキーを使ったロングトーン
これはよくあるやつですね。最低音のミを4拍伸ばしてレジスターキーを押してシを8拍。レジスターキーを押したときに最低音で奏でた響きが跳躍力したシの音でも同じように響いているかをチェックしましょう。音が変わっても響きが変わらないように。
(2)倍音練習
左手を全部塞いだドの音をで、指を変えずにソを出す。5線飛び出た上のソから指を変えずに高いミを出す練習をしてみましょう。このとき発音は舌を使わずに。
ド→ソ→ミ、ドの指使いで全ての音が出るように練習してみて下さい。またドが出来るようになったらレやシなど、他の指でも試してみましょう。
この練習で、適切な息、舌の位置、アンブシュアの感覚を磨くことができます。
③体の共鳴
自分の体を楽器として使えるように、低音域、中音域、高音域ごとに体の中に響くポイントを設定しましょう。
簡単にいうと、低い音は胸のあたり、中音域は鼻腔、高音域は頭のてっぺんに音を響かせる。
これは実際に声に出して体のどこに響かせると声が響くか研究すると良いです。
④立ち方・構え方
体に力みが生まれないように、リラックスした立ち方で楽器を演奏しましょう。
特に注意が必要なのは楽器を咥えるときに自分で楽器を迎えにいかないように、つまり頭が前に出ないように注意しましょう。頭が前にでると一気にバランスが崩れます。
⑤音のイメージ
最後は音のイメージが頭の中にあるかどうかです。抽象的な内容ですが、音のイメージがあることが実は一番大切です。結局は頭の中でイメージした音が自分の音として出てきます。生の演奏をよくたくさん聴いて、音の引き出しをたくさん持てると良いです。
良い音は一朝一夕に身につくことではありませんので、焦らずじっくり練習してみて下さい。
頑張ってください!
A. ご質問ありがとうございます😄
とても良い質問をして下さったと思います。
同じ悩みを持たれている方がおおいのではないでしょうか?
曲の始まりが高い音で、しかもピアノなんて書かれていたら、それだけで緊張しますよね。
音楽大学のクラリネットの試験曲に指定される、ウェーバー作曲コンチェルティーノという曲があります。
この曲の出だしはクラリオン音域、上第二間シbのピアニシモから始まります。
強く出てしまってはダメ、下の倍音が鳴ってしまってもダメで怖いです。この曲はこの最初の1音にかかっているといっても過言ではありません。
高い音の出だしにしても、跳躍にしても、ポイントは「その音に合った息、アンブシュアで吹けいるか?」です。
前提として、まずは適切なセッティングと、音のイメージがあるかどうか。この2つを確認して下さい。
こんな練習をすると良いです。
▶高い音を美しく発音するために
①【舌を使わずに発音する練習】
息だけで音を出します。
無音(息だけ入れる)状態から有音の瞬間になるのを感じてください。
このときに下の倍音が鳴らないように。
口の中を狭くするために、高い音の場合は、舌をアーチ状に保ち、高く前へ出してください。コーヒーの「ヒー」の位置です。
舌の先端は通常と変わらず、リード付近に。
リードに当たる下唇の位置をリードの根本に近い方へ若干、本当に少しだけ動かします。
息の量よりスピードを上げて、本当に小さな的に息を当てるイメージです。
アンブシュアは上の歯に頭の体重を預けて、上からマウスピースを掴みにいきみす。
うまく出来るようになったら、曲のテンポでメトロノームをつけて、メトロノームにあわせて練習してみて下さい。
曲にもよりますが、場合によっては実際の演奏でも舌を使わないで発音して良いかもしれません。
YouTubeに息だけの発音練習の方法を解説していますので参考にしてみて下さい。
次に跳躍です。
実はこれも先ほどの練習の応用です。
②【美しい跳躍の練習】
ある2音の跳躍をする場合は、まずそれぞれ息だけの発音が出来るかどうか練習してみましょう。
低い音と、高い音では息、アンブシュアの作り方が違うはずです。その違いを感じてとって下さい。
それが出来るようになったら繋げていきます。
息→♩(低)→息※→♩(高)
分かりづらいですね、ごめんなさい。
※の息のときに次の音のアンブシュアや舌のセッティングを作ります。
古い例を持ち出して申し訳ないのですが、例えるならば、それぞれの音にラジオのチューニングを合わせるイメージです。跳躍の場合は音間の一瞬で合わせなければなりません。
低い音の舌の位置は少し低く「ほー」
高い音の舌の位置は高くして「ひー」
ですから、吹きながら「ほーーひーー」と舌を変化させるわけです。
出来るようになったら音間を狭めていきましょう。だんだんと瞬間で変化させられるようになったら音間ゼロになればゴールです。
跳躍に関してはいずれYouTubeで解説しようと思います!
この跳躍に関しては悩んでいる方が多そうですので良い質問をして下さってありがとうございます。
最後になりましたが、いずれの練習も音のイメージがあってこその練習です。
色々な演奏を聴いてイメージを膨らませてみて下さい。自分の耳を使って練習するのがとても大切です。
今回の練習方法について不明な点、また他に何かあればぜひ質問ください。
頑張って練習してみて下さい!
A. 質問ありがとうございます。
高いファ(実音Es)は、クラリネットでも特に難しい音のひとつです。
「なかなか鳴らない…」と感じても自然なことなので、焦らず少しずつ取り組んでいきましょう😊
◎おすすめの練習法
譜例のようなロングトーンを練習をおすすめします。
毎日のウォーミングアップの中に取り入れてみてください。
指使いのコツ(第二レジスター)
最初の課題で解説しますね。
ラからミ:通常のレジスターキーで跳躍です
ミからド♯:左人差し指をほんのわずかにスライドして開けます。
この“左人差し指”は、第二のレジスターのような役割を果たします。
第一が親指レジスターなら、これは補助のレジスターです。
完全に離さず0.5〜1mm程度の隙間を作るのがポイントです。がばっと開けると音が壊れやすくなります。
息と口の使い方
「高い音だから強く吹かなきゃ!」と息を速くしすぎると逆効果です。
息:ソ♯と同じ吹き方を基準に“的を絞る”
口の形:「yu」
舌の位置:「i」で口腔内を狭く
下唇:圧を変えずにキープ
この延長でアルティッシモへ繋げるイメージを持ちましょう。
注意点
▶右小指で補正 → 通常は右小指で音程の補正をしますが、今回の練習ではあえて押さないようにしましょう。押さないと抵抗感が強くなりますが、この抵抗感を感じることが大切です。
▶下唇で押し上げて音程補正 → 小指を押さないとアルティッシモの音程が下がるのは自然です。無理に修正せず、“抵抗を感じる音”を育てましょう。
リード選びも重要
柔らかすぎて腰のないリードは高音は鳴りづらいです。ロングトーンの練習と同じくらい、リード選びにも力を入れて、良いリードを探してみて下さい。
高いファ以降の音は「コツさえつかめば出る」音です。今日1回で出なくても、感覚を積み重ねていけば必ず出せるようになります。
安心して、少しずつ挑戦してみてください。
今回おすすめした練習は下記からダウンロード可能です!
A. ご質問ありがとうごさいます!
遠くにボールを投げるとき、体をガチガチに固くしたら逆に飛びませんよね。しかもピンポン玉のように軽すぎるボールは、いくら頑張っても遠くには届かない。テニスボールくらいの重さがあって初めて遠くに飛ぶんです。
ffで響きがなくなる問題、実はこれと同じ構造です。
ffくらいの音量になると響きがなくなってしまう問題、大きく分けると【奏法】と【セッティング】の2つの側面から見直してみると改善することが多いです🎶
①奏法
フォルテになるほど、体を柔らかく使えるかが大切です。頑張って大きな音を出そうとすると、肩・喉・アンブシュアなどに力みが入りやすく、響きが一気になくなってしまいます。
そのためには、まず「正しく立てているか」を確認してみてください。無理に胸を張るのではなく、自然に立てているか。お腹で支えながらも、首・喉・肩は柔らかい状態を保てているか。
音量を上げる=力を入れるではなく、響きのある状態のまま、息をたっぷり使う感覚が大切だと思います。
②セッティング
もう一つ大事なのがリードです。腰のないリードだと、ffで入れた息をリードが支えきれず、音が散って響きがなくなることがあります。
すると、
「息が入らない」
↓
「口を必要以上に緩める」
↓
「アンブシュアのバランスが崩れる」
という悪循環になりやすいです。
◎今のリードが柔らかすぎないか
◎リードに適度な抵抗感を感じるか
を一度チェックしてみるのがおすすめです。
がんばってください🎶
いつもSNSの投稿をご覧いただきありがとうございます。
クランポンのE13はバランスの良い名器ですが、ご相談いただいたシ♭の音がくぐもる現象については、楽器の構造上の特性によるものが大きく、決してご自身の吹き方だけの原因ではありませんので安心してください。
この音域はスロートトーンと呼ばれ、開放に近い状態のためどうしても響きが薄く、はっきりしない音になりがちです。
改善方法としては、通常の指使いに加えて両手の中指と薬指を同時に塞ぐ替え指を基本として取り入れてみてください。(画像を参照ください)
こうして管体を長く使う状態を作ることで、音に芯が生まれ、他の音域と遜色のない豊かな響きを得ることができます。
この指使いを併用すると音程が下がるため、ご自身の楽器の個体差やアンブシュアに合わせて、チューナーを見ながら最適なポイントを確認しておくことが大切です。
また別の選択肢として、ラのキーとトリルキーを組
み合わせる指使いも、フレーズに応じていつでも使えるように練習しておくと表現の幅が広がります。(画像を参照ください)
スロートトーンはクラリネットの構造上、最も鳴らすのが難しい音域ですが、ここを綺麗にコントロールできるようになれば、他の音域を響かせることはさらに容易になります。この音の改善に取り組むことは、結果として奏者自身の息の使い方やアンブシュアの質を底上げすることに直結しますので、ぜひ研究を深めてみてください。応援しております。
A. クラリネットの「遠鳴りする音」について
まず大前提として、遠鳴りする音は「吹き方」以前に、抵抗感のあるリードを、しっかりした息で吹いているか、ここが出発点になります。
リードにある程度の抵抗があり、それに対して十分なエネルギーの息が入る。この関係が成立していないと、どんなアンブシュアの工夫をしても、音は遠くまで飛びません。
その前提に立ったうえで問題になるのが、「どうやってその抵抗を受け止めるか」です。抵抗のあるリードを、ただ息の量やスピードだけで押そうとすると、音は太くはなりますが散りやすくなります。そこで重要になってくるのが、アンブシュアで抵抗点を作るという考え方です。
自分にとって、その感覚を強く印象づけたのが、大学時代の恩師、千葉直師先生の音でした。オーケストラでヴェルディ《運命の力》序曲を演奏したときのクラリネットソロ。客席で聴いていると、音量が大きいというより、音の芯そのものが塊になって飛んでくる感覚がありました。
先生はよく「マウスピースに穴が空くくらい、上から噛んでる」と冗談まじりにおっしゃっていました。実際、パッチも使っていませんでした。もちろん、これは「強く噛めばいい」という話ではありません。ただ、あの音を思い返すと、上からマウスピースをきちっと支え、そこで明確なテンションを作っていたという点は外せないように思います。
ここでポイントになるのが、上唇の使い方です。一般的には「上唇は柔らかく」「力を抜く」と言われることが多いですが、遠鳴りする音を作るには、上唇にはある程度緊張感が必要だと感じています。上の歯でマウスピースをしっかり支えると、その圧を受け止めるために上唇は自然と張った状態になります。この「張り」が、リードに対する明確な抵抗点になり、音の芯を作る役割を果たします。
つまり、芯を作るということは、どこかにテンションを作る、ということ。ただし重要なのは、全部を固くしないということです。芯はアンブシュアで作る。一方で、息の流れや響きそのものは、できるだけ自然で柔らかく保つ。芯を固く、響きを柔らかく。この役割分担ができたとき、音は細くなりすぎず、散らずに前へ進んでいきます。
だから、抵抗感のあるリードをしっかりした息で吹く、という前提の上で、芯を作るテンションはアンブシュアで用意し、とくに上唇でそのテンションを明確にし、息は芯を押し出す役割に徹する。この考え方が、遠鳴りする音につながっていると思っています。
遠鳴りする音とは、柔らかく聞こえるけれど、中にはっきり固い芯を持った音。その芯は、リードの抵抗と息のエネルギーを、アンブシュアでどう受け止めるか、とくに上唇をどう使うか。そこに本質があるように感じています。
A.「暗い音を出したい」と思ったときに大切なのは、まずどんな音を目指したいのか、音のイメージをはっきり持つことです。
その上で私が意識しているのは
・口を横に引くというより、少し中央に寄せるイメージ
・縦方向の響きを意識すること
・口の中は「お」の形をイメージすること
ただ、これだけで暗い音が出るわけではありません。
口の形や吹き方はあくまで手段であって、一番大切なのは頭の中に理想の音があることです。
「こんな音が出したい」というイメージがはっきりしていると、自然と体もその音に近づこうとしてくれます。
まずは好きな演奏家の音をたくさん聴いて、「この音が好きだ」というイメージを育てることから始めてみるのがおすすめです。


これまでに寄せられたクラリネットのお悩みに、Q&A形式でお答えしています。
気になる項目からご覧ください。

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